「総合診療医」は、健康に関するさまざまな相談に対応し、診療することができる医師です。たとえば「なんだかよくわからないけれど体調が悪い」、「頭痛もあるし、お腹も痛い」といった場合には、どの診療科に受診したらよいか迷うかもしれません。そんなとき、まず相談できる身近な医師として、総合診療医がいます。
総合診療医は、内科や小児科、整形外科、皮膚科・・・など、幅広い診療知識や技術を持っています。そのため、赤ちゃんからお年寄りまで、年齢や性別を問わず、いろいろな患者さんの診察を行います。風邪やインフルエンザといったよくある病気から、肩や腰の痛みといったよくある症状、ケガの処置、心の悩みまで幅広く対応することができます。また、必要に応じて他の専門医を紹介したり、様々な人たちと協力しながら診療を行います。
総合診療医は、病気を診るだけではありません。その人の考えや思い、価値観、どんな家族がいて、どんな生活を送っているのかといった生活背景など、その人全体をみながら診療を行います。病気のときだけでなく、継続的に健康管理をサポートするのも総合診療医の大切な役割です。
総合診療医はクリニックや診療所、病院など、様々な場所や地域で活躍しています。外来を受診する患者さんの診察をしたり、入院している患者さんの診療をおこなったり、患者さんの自宅に訪問して診療を行うこともあります。
患者さんやその家族、そして地域の人々の健康を幅広く、そして継続的にサポートできる総合診療医は、とてもやりがいのある職業です。「なんでも相談にのれる医師になりたい」と思う方はもちろんのこと、「困っている人の力になりたい」、「地域の健康を支える仕事をしてみたい」という方は、ぜひ総合診療医という道を考えてみてください。